用語等解説
青の9番
マテリアル9(藤ケイスケ)の別名。
ミュータントマテリアル最後の検体にして、最強の検体。
能力はまだ不明。
"第3の眼"を持つ。
変態後はカミキリムシに似た真蒼の身体をもつ。
完全変態。
赤の7番
マテリアル7(エイシャ・ラウン)の別名。
女性型ミュータントマテリアル。
能力は透視と着火(ファイヤースターター)。
変態能力はあるが、発現していない。
オレンジ色の9番
マテリアル9の第二変態体(サナギ)。
目立った能力はないが、非常に硬質なため傷つけるのは難しい。
主にマテリアル9自らの意思で変態するが、マテリアル9が瀕死の重症に陥った状態だと、自動的に変態する。
完全変態
幼虫→サナギ→成虫の順に変態すること。
ミュータントマテリアルではマテリアル9だけが唯一できる。
黄色の2番
マテリアル2(スティー・ハンク)の別名。
女性型の変態テストのミュータントマテリアル。
そのため、目立った能力はないが、粘着力のある体液と、長い毒牙を持つ。
変態すると、蜘蛛のようになる。
四つ腕、不完全変態。
共振体
ある物体の固有振動と同じ、振動数で振動する物体。
マテリアル12や、マテリアル6に、備わった能力。
金の13番
マテリアル13(G−レイ)の別名。
完全成熟前に目覚めさせられたため能力はまだ不明。
完全成熟を向かえれば、蝶の様な身体に変態するはずだった。
腕と胴の間の皮膜から金色の燐紛を出して、エネルギーを反射するがまだ微弱。
銀の12番
マテリアル12(S−レイ)の別名。
完全成熟前に目覚めさせられたため能力はまだ不明。
完全成熟を向かえれば、バッタの様な身体に変態するはずだった。
触れたモノに共振能力で振動劣化を促すがまだ微弱。
空間操作(マスターオブワールド)
現空間をあるていど操作する能力。
代表的なのは瞬間移動(ワープダイブ)や空間圧縮、空間吸入(ブラックホール)など。
時には時間操作(タイムトライバル)を起こすモノもある。
黒の8番
マテリアル8の別名。
空間操作に関する、あらゆる能力を持つ。
変態すると、ヘラクレスオオカブトムシに似た漆黒の身体になる。
"第三の眼"を持つ。
不完全変体。
再生能力(レビレス)
負傷した場合、細胞を急増幅させて、負傷個所を治癒する能力。
復元能力(リカバリー)と違い、ある程度の生きた細胞が必要。
細胞加熱(ヒートボディー)
細胞を加熱させて、強大な熱を発生させる。
自然着火能力(オートファイヤー)もこれにあたる。
ただ、加熱後は分子配列が劣化するため、細胞は壊死する。
そのため、それなりの再生能力(レビレス)が必要。
細胞暴走(スタンセル)
細胞が急成長や、増幅を無限に繰りかえすこと。
癌細胞もこれにあたる。
時間操作(タイムトライバル)
おもに、予知能力や予過能力を言うが、時間移動(タイムスリップ)や瞬間断絶(タイムスライス)をすることもあるが、基本的に過去は変えられない。
変えたら新しい未来が増えるだけ。
重力操作(グラビティーコントロール)
念動力(サイコキネシス)の最上級能力。
特定空間の重力バランスを崩すことが出来る。
白の1番
マテリアル1(バルト・ルイ)の別名
最上級(マスタークラス)の精神感応(テレパス)能力を持つ。
変態能力はない。
振動能力(トランジェンサーボディー)
振動する細胞を持った者が使う能力。
共振を起こし、物体の劣化を促したり、空気を偏重させて光りの反射率を変え、不可視化などが出来る。
精神感応(テレパス)
人の思考を読んだり、伝える能力。
この能力は大きく分けて2種あり、その一つは昆虫などが持つ、触覚からの意思伝達能力と、脳波を読み取ることによって、思惟を理解する感応波能力の二つがある。
触覚からの意思伝達能力は、実際に感応部位が意思体に触れなければいけないが、感応波能力は実際に触れる必要はなく、相手の脳波を読み取り、自らの中で理解することが出来る。
簡単に言えば、有線電話と無線電話みたいなモノだが、能力には雲泥の差がある。
ちなみに、他人に自分の思惟を伝えるのは精神伝達(テレパシー)と呼ばれる。
第3の眼
なぜかマテリアル9とマテリアル8のみ持っている瞳。
治癒能力(ヒーリング)
自然に備わった治癒力を活性化させる能力。
茶色の5番
マテリアル5(ジャック・ベル)の別名。
再生能力(レビレス)を持つ。
変態するとケラに似た身体になる。
着火能力(ファイヤースターター)
自然着火能力(パイロキネシス)と違い、焦点の合ったモノを燃やす能力。
原理は簡単で、ようするに、虫眼鏡で太陽光を使って紙を燃やすのと同じ。
瞳の中で、光を乱反射させ、焦点の合ったモノにその光を放出する。
で、焦点の合ったものに火が着くのだ。
橙の4番
マテリアル4(ウオン・バルス)の別名。
細胞加熱能力(ヒートボディー)を持つ。
変態後はテントウムシに似た身体になる。
不完全変態。
銅の13番
マテリアル11(B−レイ)の別名。
完全成熟前に目覚めさせられたため能力はまだ不明。
完全成熟を向かえれば、蜂の様な身体に変態するはずだった。
左腕に付いた針から、刺した相手に細胞暴走(スタンセル)を起こさせるが、まだ微弱。
念動力
精神力によって物体を動かす能力。
生科学的に解説すると、蓄電した生体電気を物体の電位にぶつけ、または吸着して物体を動かす。
これが強くなれば、重力や空間を操ることも出来る。
灰色の10番
マテリアル10(ザ・ウォー)の別名。
重力操作(グラビティーコントロール)を持つが、まだ完全体ではない為、相手を掴まなければ使えないと言う制限がある。
また、人間的な精神が育ってないため、戦闘マシンの様な状態である。
変態するとクワガタムシに似た身体になる。
不完全変体
完全変態が幼虫→サナギ→成虫になるのに対して、幼虫→脱皮→成虫になること。
ミュータントマテリアルはほとんどこのタイプである。
緑の3番
マテリアル3(R・D・ブラン)の別名。
マテリアル2と同じく変態能力のテストタイプであるため特に能力はない。
しかし、背中の大きな甲羅のようなモノの穴から粉末の混じった濁った空気を出し、視力を奪う。
変態するとカメムシに似た身体になる。
不完全変態。
ミュータントマテリアル
ある研究団体が、人為的に創ったミュータント(突然変異体)のこと。
能力や、その強さを狙って創れないため、マテリアル(原料)の名が付いている。
紫の6番
マテリアル6(催樹キョウ)の別名。
女性型ミュータントマテリアルで、振動体(トランジェンサーボディー)能力を持つ。
変態するとスズムシに似た身体になる。
不完全変体。