あとがき
今回終にこの小説「MASKD RIDER RIBORN」を書き終えることが出来ました。
これもひとえに、読んでくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
さて、最終話によせて、つたないですが解説でもしたいと思います。
今回あのようなラストを迎えた訳ですが。
まあ、一見していわゆるBADENDのようにも取れます。
ですが、私個人としては後味は確かに悪いんですが、ある意味、救いのあるエンドだと考えています。
と言うのは、最後では隼人だけが生き残るわけですが、この物語の隼人は少なくとも私の知る仮面ライダーの物語の中では、一番救われてると考えているからです。
なぜなら、多くの仮面ライダーの物語において、一号ライダーの本郷猛、二号の一文字隼人は物語が終った後も、延々と戦い続けているからです。
悪の組織に対して、永遠に正義として戦い続ける。
これは確かにカッコいい反面、戦い続ける日々はととても悲しいと思います。
この物語では出てきませんが、仮面ライダーV3にいたっては人類が滅んだ後も、自らを改造し続けて永遠に戦い続けます。
これは石ノ森ヒーローに見られる特徴です。
友人を無くしても、恋人が死んでも、永遠に自らの信じた正義で戦い続けてゆくこと。
それはとても悲しいです。
まあ、石ノ森先生はそれを多数の仲間と言う形で緩和していますが。
この物語では多分、はじめて隼人は闘い続けない、唯一のライダーじゃないでしょうか。
たぶん、この先隼人は悪の組織云々とは関わらず生きて行ける筈です。
本郷もそう言った側面ではまあ、救われたのではと私は考えるわけです。
まあ、それが必ずしも幸せかどうかは別ですが。
さて、私は物語を製作する時、テーマとか大して考えておりません。
ですので、なんか解説とか書いてて感じたこととかはあまりありません。
だから、あとがきが書きたくても書けなかったりするんですが。
今回もそうで、テーマらしきものは全く考えていません。
まあ、しいて言えば、リアルなライダー像くらいですかね。
それでも、ラストに関しては、私なりに何か残せたと思います。
そう言ったところで、短いですがこれで失礼いたします。
最後に、仮面ライダーと言うヒーロを生み出してくださった、故石ノ森章太郎先生に感謝と哀悼を。
そして、ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございます。
H14 8/29
で、突如問題。
第二章にて、滝や本郷の後輩で、現在公安にて滝のお目付け役に選ばれて、早々に滝に病院送りにされったのは誰でしょう?
答えがわかったら下のURLの****部分にローマ字で半角小文字でいれると、あるものが・・・・。
http://members.tripod.co.jp/SEGAI/******.html
是非試してみてくださいね。
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