THE
北海道虎敗羅婀
ほっかいどうとらべらあ

その23


あらすじ

そんなこんなで、優樹女史のお宅に泊めていただくため、お邪魔した俺とA。

そして、例の芋羊かんをお土産に渡すA。

そして俺はを、そっと渡した。

そこ!!「嫌がらせか?」とか言わない!!

だいじょうぶ!!ただのギャグだから・・・・・・・たぶん<オイ!
と言うわけで談笑する俺等。 主にこれだが!! と、その時、静かに例の芋羊かんを一人で喰いだすA。 「え!?それは優樹さんに買って来たのでわ!?」 そう、問うたところAは、 「基本的に俺が喰いたい物しか買ってこねえから良いのだ!!」 と、のたまう。 それは激しく間違ってるぞ!! ・・・・・・たぶん。 さて、夜半も過ぎ眠りにつくため布団を借り敷くことに。 しかし、 布団は一組のみ! とのこと。 まあ、泊めていただくのもありがたいのだ、この際文句は言えない。 てーか、最初から一組しかないことは予告されていた。 まあ、本来なら血飛沫を撒き散らす程の漢と漢のバトルをするところだが、 そう言う訳にもいかない、なんせ人の家だ(違うだろ)。 と言うわけで、二人で仲良く共用する。 だが、俺はガタイが良いから(デブとも言う←)寝袋代わりに全然使わない(凹)ダウンを着るが、 「つっめて-!!!」 突如叫ぶA。 なぜかってーと、ダウンジャケットのビニール素材が肌につくと冷たいらしいのだ。 しかし、 冬の北海道で半袖Tシャツとトランクスだけで眠ろうとするのもどうかと思うのだが? お客さんはどう思う? つづく

その24


あらすじ

終に二日目の夜を向かえるも、優樹女史宅には余分な布団は一組だった。

しかたないので俺とAは漢と漢の闘いを・・・・せず、しょうがないので共用することに。

(前回文の訂正:Aは上裸、トランクスのみ着用して寝た)
そなこんなで夜中。 A「う〜ん」←身体を横に向ける。 ズル。←布団が引っ張られる音。 俺「うっ!」←寒さで目がさめる。 俺「しゃーねーなあ」←布団を手繰って引っ張る。 俺「・・・・・」←再び眠りにつく。 A「んん〜」←仰向けに戻る。 俺「うっ!」←手が当って目覚める。 俺「たく・・・」←身体をずらす。 俺「・・・・・」←再び眠りにつく。 A「う〜ん」←身体を横に向ける。 ズル。←布団が引っ張られる音。 俺「うっ!」←寒さで目がさめる。
以降繰り返し。
おとなしくしやがれこのヤロウ!!! で、目が覚めたらこいつ「おまえ布団引っぱてねえ?夜寒かったぞ!」と言い出す。 わしゃ半身出てるわ!!! てーか、上裸じゃ誰だって寒いよ!! さてさて、皆起きて昨日風呂に入ってないので、シャワーを借りることに。 しかし、Aが異常に長い。 優樹さんも「男のくせに長いねえ、あいつ」とやや呆れ気味。 しかたないので優樹さんとA悪行&奇行について話す。 そいこうしてるまにAが出て来たので、次に俺が入る(優樹さんはすでに入って出てます)ことに。 ここで「俺がカラスの行水よりも早くでる漢の力を見せたるぜ!!」 と、わけわからない自信が頭を走る。 ま、実際入る→出るくらいのスピードはあったね。 知らんけど。 つづく

その25


あらすじ

寒さに弱いくせに、上半身裸で寝ると言う暴挙に出たA。

しかもそれで寒いと騒いで、更に俺の所為にする始末。



何様じゃ!!



しかし、そう言ったら「俺様じゃ!!!」とか言って返すんだろうな、こいつは・・・・。
とりあえず、今日は小樽に行くことになってる。 しかし、この時俺は前日からの足の痛みでほとんど記憶が曖昧となっている。 そのため、予定されていたこの小樽行きを駅に着く直前までわからんかった。 そんなんで、優樹さんに作っていただいた朝食をいただいて、一路駅に向かうためバスに乗る事に。 雪が一面積もった駐車場を抜けてバス停のある通りに出る。 その時Aが、またも「う〜ん、俺の型残してえなあ」と雪を見ながら言うので、 例のごとく 押す。 しかし、なぜか踏ん張る。 どっちやねん!! さて、バスに乗りこんだ俺等は一路札幌駅に。 札幌駅から電車に乗り小樽に向かう。 その車内で、好き嫌いの話になった。 話の発端はAの偏食の量である。 もともと、小樽に何か喰いに行く為(もちろんそれだけではないが)に向かうのだ。 食べ物の話になるのは至極当然だろう。 と言うわけで、超偏食家であるAの好きなもの嫌いなものを聞くことに。 しかし、 こいつ喋らねえ!! あれやこれやと聞くのだが、こいつのらりくらりと答えるだけで、ぜんぜん喋ろうとしない。 こいつ、自分が知りたい時はなんとしてでも言わせるくせに。 わかった事はホタテ以外の貝が嫌いらしい。 しかも、その理由が、 飽きた。 らしい。 ・・・・・わがままなやつだ。 しかし、こう言うやつが偶に良い事するととても良い人の様に見られるのが下せんな。 どうよ? つづく。

その26


あらすじ

三日目となり、小樽に向かった俺とAそして優樹さん。

移動の電車の中でAの好き嫌いがどうのこうのと言い合いながら向かう。

てーか、多過ぎだよこいつ・・・。
てなこんなで、小樽に着いた俺等なのだが、実はたいして書くことがない!! て言うか、足がものすっごく痛〜いの、記憶が飛ぶほどにね。 でも無理に思い起こすと、無性にむかついてくるんですわ、Aが。 別にいつものごとくヘラヘラとしてただけなんですが、こっちゃあ足がものスッゲエ痛ええから、 ムダに腹がたつんですわ。 でもね、そんなモノ俺は書くのは嫌なのよ、だから書かないよん。 まあ、たいしたネタはないしね。 精々、 飯屋でウニ蕎麦食ったら、二人共ウニ嫌いで嫌がられた。 とか、 その飯屋にはなぜか大陸(中国)人が以上に来てた。 とか、 −38℃の世界を体験できる施設で、持ってきてた扇子でAを扇いでやったら 握り潰された。 とか、 駅でつかまえたタクシーの運ちゃんがロシア人のことをロ(以下越権削除) とか、 まあ、たいしたことないですね! つづく

その27


あらすじ

優樹さんの案内で小樽市内を、ふつーに観光した俺とA。

別段書くこともないのでとりあえず流した。

・・・・・なんだよ。
てな訳でへとへとになって(俺だけだが)優樹女史宅に帰って来ました。 それで、荷物を置いたら夕飯の買い出しに行こうと言う話だったのですが、 俺のあまりの衰弱ぶりを見かねたのか、俺を置いてAと優樹さんだけで買いに行くことに。 そして約一時間後。 やけにハイテンションで帰ってきたA。 何があったかというと、コケたそうだ。 ふ〜ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・。 クソッ!!!!!!!! もっとも、すぐに友人にメールや電話して広めといたがね!(邪笑) さて、なにやらAがごそごそと買って来た荷物から取り出した。 それは栗の甘露煮。 なんでも、ねだって買って貰ったらしい。 そんな、ガキじゃあるまいし・・・・。 さて、皆で夕飯を作り食いだす。 酒を酌み交わし食いだすこと一時間ほど。 Aが俺を見て「大丈夫か?」と言いだした。 ・・・はい? どうやらこいつは俺が相当酔っ払って、危ない状態と思ったらしい。 確かに、酒には弱いが、そんなに飲んではいない。 ビール2本である。 高い室温とキムチ鍋でいつもより顔は赤いと言うか、少しのぼせ気味ではあった。 しかし、騒ぐ程でもない。 むしろ、「腹が一杯で限界」の方がヤバイ。 のにAはしつこく「おまえ、少し休んだほうが良いんじゃねえ?」と言い続ける。 ま、心配してくれんのは良いけど、余りにもしつこい!! 延々と言い続けるAにだんだん優樹さんもつられて来た。 そして、 寝かされました。 え、え〜と、おじさんぜんぜん酔ってないんですが? つづく

その28


あらすじ

小樽から帰って来て夕飯を食う事になった。

しかし、Aの無責任な言葉で早々に寝かされる俺。

くそ、コケたくせに!!*自分は二回コケてます。
別に眠くも酔ってもいないのだが、しかたなく責められるまま布団に潜ってみる。 まあ、しかれちゃあねえ〜。 しかしいっこうに眠くならん。 暇なんでA等に話かけようとするも、「いいから眠れ!!」と返される。 ・・・・・・・・・・・・・・・・絶句。 もう、ムカツキを通りこして呆れてるよ俺は、 仕方ないのでフテ寝。 もう言いたいことはあるようなないような、取りあえずドドンパに乗せたい。 そして最高の笑みで「逝ってこい!!!!」と言いたい。 もしくはグーパン。 てな訳でその日は更けていった。 はあ、と言うわけで4日目。 ちなみにAは昨夜俺が布団を占領したので、俺のダウンに包まって寝たんだと。 いいきみだ!!!! さて、今日は最終日である。 てな訳で優樹さんの友人のおにーさんに札幌市内まで送っていただくことに。 どうもすいません。 しかも落ち合う前に優樹さんにシュークリームを買ってもらう。 ・・・・・・いや、買ってもらった手前何も言わないが。 そこ!ツッコミを期待するな!! まあ、そのおにーさんの車で食った時、かなりおもしろい自体になったが。 つづく

その29


あらすじ

やっとこ、北海道も最終日。

優樹さんのはからいで、知り合いのおにーさんの車に札幌市内まで乗せてていただくことに。

しかし、直前に優樹さんに買ってもらったシュークリームを車内で食べたらおもしろいことに。

なんて言うか、おじいちゃん?
さて、一人でクリームまみれであたふたしてるうちに札幌市内に到着。 どこに車を入れるかと、うろうろ駅周辺を回ってるとAが「郵便局によってくれます?」と言いだす。 そいうことは早く言え! しょうがないので、郵便局を探しに一旦道を戻ってもらう。 しかし、ノンスットップハイスピード!! この日、かなり雪が降っていました。 と言うことは、とーぜん。
右に曲がる 「ギャギャギャギャギャ!!!!」 眠気もぶっとぶスリップドリフト!!!
となるわけだ。 しかも本人楽しんでやってる。 さて、郵便局にもより、車も駅ビルに入れたので鷹峰女史と落ち合うために徒歩で移動。 当然足は痛いのだが。 つづく。

その30


あらすじ

眠気もぶっ飛ぶスリップドリフトをうけた俺とA。

と言うわけで鷹峰さんとの合流場所へむかう。
てなわけで鷹峰さんと会い、しばし談笑。 そして軽くショッピングに付き合い、乗せてもらったおにーさんに別れを告げて鷹峰さんの仕事場である 「がんばらんば」に送るため、ススキノへ電車で移動。 もはや北海道4日目、迷うわず向かう。 てーか、地元人二人(優樹さんと鷹峰さん)がいて迷う方がおかしいだろう。 てなわけで、鷹峰さんを「がんばらんば」に送り、吹雪いてきたのでにゲーセンへ。 しかし、なぜかこの時俺はものすっごく、イライラしていた。 理由はいまだにわからん。 何だか知らないが、テンションガーン↓!!! なぜだか、なんでかえらいイライラ感。 おかげでちょっと場の空気悪くなる。 ホントすんません。 それを見かねてか、ゲーム等に誘い出すAと優樹さん。 しかし、返事は、のっと!!! あの時はそっとしときたかったの、すいません。 んで打開策としてか、カラオケに切り換えるも、終ったら、 テンションドーン↓!!! 「変だ、おかしい、このままじゃますます空気悪くなる!!」 と、思うものの、全くテンションあがらねえ。 それなのに、どんなにテンション高くても断るプリクラを誘われるままやってみる。 案の定、 ますます深まる苛立ち。 ふざけてハートマーク等を飾りだすAの後頭部を、おもっくそ殴りたくなったが、 ここは我慢。 しかし、やっぱり上がらないテンション。 なんせ自分でも原因がわからないのだ、上げようがない。 はあ、すいません。 しかし、まだイライラを深める事態が起こるのだった。 つづく

その31


あらすじ

鷹峰さんをススキノの「がんばらんば」に送った後、暖を取るためゲーセンに入った。

しかし、得体のしれないイライラ感に襲われた俺。

なぜだ?
さて、時間も午後五時を回ったので、「がんばらんば」に顔見せも兼ねて夕飯を食いに行くことになった。 しかし、 猛吹雪!! そしてあいも変わらず意気消沈の俺。 もう吹雪きも自分もやだ・・・・。 で、食事をするもやっぱり、鬱気味。 はあ〜。 ごめんなさい鷹峰さん。 さて、時間も時間なんで札幌駅まで電車で移動。 だがあ!!! 終に、終にィ!!!! 最悪のことが。 メガネが壊れました。 ええ、フレームが、ぽっきりと。 ただでさえ苛立ってるのにこれはもう、 はあ〜 だああああああ!!!!!!!!! つづく・・・・

その32


あらすじ

え〜と、電車の中でメガネが壊れました。


てなわけで、メガネのフレームがポッキリ逝ってしまって、 激鬱半ギレ状態です。 ああ〜。 でも、なぜかお土産は普通に選んだりする。 しかし、乱視&近視の私。 さすがに視界がグニャグニャで頭がガンガンします。 半ギレ状態でブツブツ文句言っていたためか、心優しい優樹さんが「どうする?直す方法ある?」と、 聞いてきたのだが「エポシキ接着剤!!」とありがたみを微塵も見せずに素気なく応えてしまった。 サイテー で近くにありそうなデパート(?)に移動したがやはり猛吹雪。 しかも、飛行機の時間が迫っていた。 だが、 目的のブツ無し!!
最悪。
しかも無いとわかったら超素気ない俺。                 ↑        最低
ごめんなさい!! (血涙)
さて、しょうがないのでこの状態で駅に戻り、優樹さんとの感動的な(?)お別れをすまして電車に。 しかし、
動かない。
あ、あれ〜? どうやら吹雪きの所為で電車が走らないらしい。 ・・・・・・・・・・・・まずい。 このままじゃヒコーキにまにあわねえ!! と言うわけでAがJASに連絡。 しかし、どうにもならないと。 ちなみに所持金はすでに3000円ほど。 そして航空券は3〜4万。 やっっっっっっば−−−−−い!! と、思ったら。
欠航!!! はい?
どうやら助かったらしい。 つづく

その33


あらすじ

てなわけで、吹雪きのおかげで電車が止まり絶体絶命きゃあ!!!

と思ったものの、吹雪きのおかげで飛行機は欠航。

結果的に吹雪きに追い詰められ、吹雪きに助けられたわけだ。
取りあえず金の問題は解決した。 もっとも、すべてAが連絡していたのだがな。 うむ、ごくろう!! さて、問題は今夜の寝床である。 わたし達の乗る予定だった飛行機は最終便だったため、明日の便にしか乗れないのだ。 さー、どうしたもんかねーと、思っているとAが「優樹さんところにもう一度行くから」と言いだした。 どうやら何時の間にか優樹さんに連絡していたらしい。 意外な行動力を見せるA!!! ちなみにこの時俺はこの状況を楽しんでいました。 と言うわけで、優樹さん宅に再び向かう。 まあ、当然途中迷ったけどね。 ・・・・・なんだよう。 んで、優樹さん宅到着。 まあ、迷った以外はこれといって何も無かったすよ、せいぜい、 凍りの粒になった雪がマシンガンの様に顔面に直撃したくらいだし。 さて、優樹さんは今夜急な用で大急ぎで出なければいけないとのこと。 家主も居ないのに泊めていただくのは少々気が退けるのだが、そうも言ってられない。 なんせ、 外にいたら凍死確実!!! だからな。 優樹さんを見送ってお礼をしたあと、Aと明日どうするか歓談s寝ろ!!! えっ!? 突如Aが「オマエはもう寝ろ!!」と叫びだした。 ええっ!? なんかデジャヴを感じた。 てーか、 昨日の夜も言われてんじゃん!!! で、やっぱりしつこい&酒片手なので渋々寝たふり。 数分後、なにやら話声が。 Aだ! 話の内容に耳を傾けるとどうやら彼女とお話中らしい。 ・・・・・。 それならそうと言え!!! すごまんでも寝てやるわ!! アホらしいので、寝た。 しかし数十分後、突如事件が起こった! 俺「ZZZZzzzz」寝てます。 A「うわああああ!!!!!」 突如大きなAの叫び声!! A「うわ、どうしよ!?」 Aが慌てた様子で俺を起こす。 そして、衝撃的な一言を起きた俺に言った。 「トイレのノブ取れちった」 はい? 「トイレのノブ取れちった」 は? 「トイレのノブ取れちった」 こうして、俺とAの北海道旅行は終った。
後日談1: その後、Aは数回ドアノブを外してパニクッた。 (直したのはほとんど俺、しかし、直し終ったら「寝ろ!!」と速攻ですごむのはどうかと・・・) 後日談2: 例のスリップドリフトのおにーさんに近くの駅まで送っていただいた。 うえに!! 牛丼(玉付き)まで奢っていただきました。 ありがとうございます。
最後に、 優樹さん、鷹峰さん、上記のおにーさん、「うずら」の店長(?)のおねーさん、 「がんばらんば」のオーナーさん、および、この旅行でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。 あーんど、 すんませんでしたー!!!!!!!
終劇
追伸:優樹さん、トイレのドアノブどうなりました?